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ワークを切削していると、材料がむしれる、表面がザラつく、途中から精度が出なくなるということがあります。
その原因の一つとして構成刃先という現象があります。
これは切削加工中に切屑が刃先をコーティングするように固着し、新たな刃先として機能することによるものです。
この現象には工具の摩耗を抑える働きがありますが、プログラムした位置と刃先にズレが生じてしまうため精度を出すことが難しくなります。
構成刃先は肥大していくと負荷に耐えられず剥がれ落ち、再度刃先が肥大していくということを繰り返します。
発生要因として、工具とワークの接触点が再結晶温度以下となるときに起きるので(※再結晶については下部に記載)、接触点を再結晶温度以上に上げれば発生を防ぐ事ができます。
そのために最も簡単な対策が切削速度を上げることです。
前に述べたように構成刃先が原因となって加工中に表面がザラつくことがありますが、そのときは切削速度を上げて接触点の温度を高くすることで表面が滑らかな仕上がりになります。
また、切削油も潤滑性の高いものを使用したり、すくい角を大きくしてやることでも構成刃先の発生を抑えられます。
※再結晶:金属は圧力を加えて伸ばしたり鍛造加工することで材料中の結晶の並びが歪み、硬化します。硬化すると伸びにくくなり、ねばりも低下します。この金属を加熱してやると次第に歪みのほとんどない結晶の並び方に回復する現象が起き、これを再結晶といいます。再結晶が起きる温度を、再結晶温度と呼びます。
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会社名 |
株式会社 石垣商店 (かぶしきがいしゃ いしがきしょうてん) |
エミダス会員番号 | 91883 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 名古屋市守山区 |
電話番号 | 052-793-3080 | FAX番号 | 052-793-1079 |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | 50,000 万円 |
社員数 | 25人 | 担当者 | 石垣 雅裕 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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