工作機械
その他
今回はマグネシウム加工について紹介します。
マグネシウムは実用金属の中で最も軽く、強度はアルミの2倍以上、チタンと同程度と優れた金属です。
そのため軽くて強度の必要な航空部品に使用されたり、電磁波の遮断もできるため電子機器など幅広い用途に使用されています。
さまざまなメリットを持つマグネシウムですが、取り扱いを間違えるととても危険な金属でもあります。
その一つに発火の危険性があります。
切削や研磨などで、粒子が細かくなると、自然発火する危険性があり消防法危険物にも記載があるほどです。
特に細かい状態だと燃えやすく、またそれを消化しようと燃えているマグネシウムに水をかけると、激しく燃焼したり水素爆発を起こす危険性もあり、取り扱いには十分気を付ける必要があります。
そのため、切粉ほかの金属の切粉と分けて通気性のいい容器で保管する必要があったり、専用の消火器や消化砂を用意するなど安全対策が必要不可欠になります。
ほかにも耐食性が低かったり、切削はしやすいものの成型加工が難しいなど欠点があります。
マグネシウム合金は、さまざまな優れた特性を持つ反面、加工にはリスクが伴う金属です。
安全に加工するためも、マグネシウムの性質を十分に理解し、安全な取扱いや適切な設備を使用して安全な加工をを行いましょう。
会社名 |
株式会社 東陽理化学研究所 (とうようりかがくけんきゅうしょ) |
エミダス会員番号 | 88798 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 新潟県 西蒲原郡弥彦村 |
電話番号 | 0256-94-4835 | FAX番号 | 0256-91-2017 |
資本金 | 85,555 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 296人 | 担当者 | 樋口 勇太 |
産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / レジャー用品 |
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて