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今回は、三次元測定機を用いた製品の図面寸法についての品質保証についてご紹介いたします。
三次元測定機(例:Mitutoyo社 CRYSTA-Apex V 9208)によって製品の寸法測定を行い、
図面寸法通りに加工されているかを確認することで、品質の保証をしています。
では、三次元測定機とはどのようなものか、どのようにして品質保証を行っているのか、以下にてご説明したします。
【三次元測定機とは】
写真左側に写っているのが、三次元測定機本体です。
三次元測定機とは、接触式プローブで接触した製品の位置座標を捉え、捉えた位置座標と図面寸法の位置座標を比較して、図面寸法通りに製品が加工されているか確認する測定機です。
また、接触式プローブは製品の形や大きさによって使い分ける必要があるため、さまざまな大きさ・形があります。
写真右側に、代表的な3種類の大きさ・形のプローブを写しました。
そして、三次元測定機を正しく(機械性能通りに)使用するためには、測定条件を正しく整える必要があります。
例えば、製品は周囲の温度によって熱膨張によって寸法がわずかながら変化するため、測定室の温度を一定に保ち、製品を同測定室に長時間静置させ、温度をなじませる必要があります。
さらに週に一度、定期的な校正を行うことで、三次元測定機の機械性能を正しく使用できるようにしています。
【三次元測定機の使用例】
弊社は測定機の性能を最大限に発揮させるための高度なプログラム作成の技術を持っており、XYZ寸法だけなく輪郭・形状測定も対応できます。。
加えて測定データが社内の専用フォーマットに自動的に取り込まれるようになっているため、
仮に不良品が発生してしまった時も、そのデータをもとに即時に生産現場にフィードバックすることが出来るようになっています。
上記のようにして、三次元測定機を用いた製品の寸法保証を行っています。
弊社では、お客様のニーズはもとより、一歩踏み込んだ品質保証・管理体制をご提示します。
精密部品の加工・測定をご希望のお客様は東陽理化学研究所までお問合せ下さい。
【測定範囲】 ※Mitutoyo社 CRYSTA-Apex V 9208の場合
・測定可能視野(製品サイズ)900mm×2000mm×800mm
・測定精度1.9mm+(3×L(製品長さ)[mm]/1000)mm
・耐荷重:1200kg
・材料:アルミ、銅、ステンレス、チタン、鉄など
会社名 |
株式会社 東陽理化学研究所 (とうようりかがくけんきゅうしょ) |
エミダス会員番号 | 88798 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 新潟県 西蒲原郡弥彦村 |
電話番号 | 0256-94-4835 | FAX番号 | 0256-91-2017 |
資本金 | 85,555 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 296人 | 担当者 | 樋口 勇太 |
産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / レジャー用品 |
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