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今回は、北野天満宮で使用されている屋根材のチタン発色について紹介します。
こちらの屋根に使われているチタン材は、アルミナブラストで仕上げた素材を陽極酸化発色によって落ち着いた綺麗な緑青色に仕上げています。
この発色アルミナブラスト仕上げは塗装製品などと比べると、落ち着いた雰囲気で鮮やかな色合いに仕上がっているため、お寺などの建造物の外観に適しています。
また、重量は従来の日本瓦の約5分の1に低減できるので耐震性能も向上し、安全性確保に大きく貢献しています。
【陽極酸化発色について】
チタンを薬液に入れて電圧をかけると、発生した酸素によりチタンの表面に酸化皮膜が形成されます。
酸化皮膜自体は無色透明ですが、様々な波長の光を含む白色光が表面で反射し、光が干渉作用を起こし、強くなった波長の光に対応する色が見えます。
電圧で酸化皮膜の厚さをコントロールし、所望の色を得ることができます。
陽極酸化による発色は、染料や顔料を使った着色と異なり、経時変化による色褪せが有りません。
また、陽極酸化発色は密着性が良く、発色加工後に折り曲げ加工、軽度のプレス加工、溶接加工も可能です。
【色が劣化しない理由】
チタン表面に無色透明な酸化皮膜(10nm~300nm程度)を形成し、光の屈折を利用して色を出しています。
この酸化皮膜が透明であり、高い密着性を持ちつつ比較的安定に存在しているため、物理的に強い衝撃を与えない限り半永久的に劣化は起きません!
※以前の記事も合わせてご覧ください
https://www.nc-net.or.jp/company/88798/product/detail/104429/
★許容サイズ
板厚 ~0.4mm
幅 ~680mm
長さ ~500m
※コイル材の重さなどにより許容サイズが異なる場合があります
表面処理全般のお問合せはぜひ当社へご連絡ください!
お問合せお待ちしております。
会社名 |
株式会社 東陽理化学研究所 (とうようりかがくけんきゅうしょ) |
エミダス会員番号 | 88798 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 新潟県 西蒲原郡弥彦村 |
電話番号 | 0256-94-4835 | FAX番号 | 0256-91-2017 |
資本金 | 85,555 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 296人 | 担当者 | 樋口 勇太 |
産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / レジャー用品 |
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