半導体
キッチン用品
レジャー用品
電子顕微鏡を用いた、弊社の分析技術を御紹介致します。
不良品発生を未然に防ぐ事が最も重要と考えておりますが、発生してしまった不良品の分析方法の一つとして電子顕微鏡を使用しております。
過去事例(アルミニウム製品への異物混入)より、不良品発生した際の分析技術を御紹介致します。
写真"図1"が、弊社の所有している走査電子顕微鏡(日本電子(株)製:JSM-IT500)です。
〇顕微鏡仕様(抜粋)
写真倍率: ×5~×300,000
最大試料寸法: 200 mm径×75 mm高さ
写真"図2"は、アルミニウム製品の表面に、黒い物体が埋め込まれている写真です。(異物混入不良)
異物混入不良に対して、電子顕微鏡の成分分析機能(EDS機能)を用いて原因の推定を行いました。
この機能を用いると設定した元素に対して検出元素が多いほど明るい色で表現されます。
設定元素:アルミニウム(Al)…"図3"に示される通り、異物混入箇所はアルミニウムの割合が少ない事が確認されます。
設定元素:酸素(O)…"図4"に示される通り、異物混入箇所は酸素の割合が多い事が確認されます。
設定元素:ケイ素(Si),リン(P)…"図5","図6"に示されるように一定量検出されました。
設定元素:炭素(C)、硫黄(S)、鉄(Fe)…"図7","図8","図9"に示されるよう異物混入箇所には検出されませんでした。
上記分析結果より、検出された元素が混入される可能性について工程内を検証していきます。
万が一不良品が発生してしまった場合でも、上記のように弊社内で原因を追究できる設備・体制を整えております。
お気軽にお問合せ下さい。
会社名 |
株式会社 東陽理化学研究所 (とうようりかがくけんきゅうしょ) |
エミダス会員番号 | 88798 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 新潟県 西蒲原郡弥彦村 |
電話番号 | 0256-94-4835 | FAX番号 | 0256-91-2017 |
資本金 | 85,555 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 296人 | 担当者 | 樋口 勇太 |
産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / レジャー用品 |
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて