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----- 表面処理の種類-----
表面処理とは製品の表面に皮膜を形成させ、耐摩耗性や摩擦力の軽減、防錆等を行うことができます。
今回は数ある表面処理の中からCVDについてご紹介いたします。
【CVD】
CVDとはガス状の気体原料を送り込み、プラズマや熱(約1000℃)、光などのエネルギーを与えることで
化学反応により薄膜や微粒子を合成して素材の表面に、”炭化チタン(TiC)”、”炭窒化チタン(TiCN)”、
”窒化チタン(TiN)”を吸着、堆積させることです。
<特徴>
高真空を必要としないため大きい真空装置が不要であり、装置の規模に対し成膜速度が速く処理面積
も大きい為大量生産に向きます。
また、成形体の細部へも成膜の均一性があり、生成膜の組成や厚みを精度よく調節できることがあげ
られます。
<使用用途>
耐焼付性、耐摩擦性、耐腐食性の要求される分野、高温になる金型、ステンレスのプレス加工に適し
ています。
他にも半導体の絶縁体や保護膜、切削工具の刃先部やギアの接触部にも適しています。
CVDの中にも幾つか種類がありますので、下記にて説明いたします。
【熱CVD】
大量のガスを流しながら薄膜の生成を行い装置も単純です。
但し、高温を必要とするため高温で反応しないガスは使用できません。
【プラズマCVD】
低温での成膜の為、基板へのダメージが少なく大面積の成膜が可能です。
但し、プラズマによるダメージや薄膜に残留応力残る可能性があります。
【ECRプラズマCVD】
"プラズマCVD"と同じで低温で高品質の成膜が可能です。
但し、大面積化が困難で装置が高価であること、またメンテナンスや調整が難しい。
【光CVD】
低温でイオンの発生もなく基盤のダメージはすくないですが、光のみではエネルギーが弱い為、長時間
の成膜が必要になります。
長時間の成膜では汚染により光量が低下する
弊社ではこの様に材料の表面処理の特徴を生かし、耐摩耗工具の製造・販売を行っております。
機械部品の製造や加工でお困りでしたらぜひご一報ください。
その他情報も弊社ホームページに掲載しております。
大伸ダイス工業株式会社
大阪府大阪市平野区加美北7-7-10
TEL:06-6791-6097
FAX:06-6794-1243
E-mail:info@daishindaisu.co.jp
HP:http://www.daishindaisu.co.jp/
会社名 |
大伸ダイス工業 株式会社 (だいしんだいすこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 91496 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 大阪市平野区 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 30人 | 担当者 | 川島 幸大 |
産業分類 | 治工具 / 工作機械 |
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